自動車保険のあらまし
自動車保険(任意保険)の必要性
任意保険は、自動車(車、バイク)や原付の所有者が万一交通事故の加害者となった場合、賠償資力を確保するために任意で契約する保険です。
自賠責保険の死亡時の補償金額は最高で3000万円、後遺障害に対しては3000万円~4000万円ですが、現実の交通事故の被害者に対する賠償金はこれを大きく上回っているケースが殆どです。
また、傷害(ケガ)に対する自賠責保険からの賠償金は120万円が限度ですが、交通事故の場合は治療に数ヶ月から1年以上と長期間かかることも珍しくありません。治療に1年以上かかった場合、治療費の他、会社を休まざるを得なかった期間の休業損害、慰謝料等を含めると、120万円の限度額では不足する可能性が高いことはおわかりいただけると思います。
また、自賠責保険は人身事故のみを補償するため、人身事故よりも遙かに発生件数の多い物損事故については、任意保険からの補償のみとなります。
このため、任意保険の加入が必要となってきます。
更新日:2004-10-10
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